債務整理の方法として最も有名なのが自己破産。
自己破産は、全ての借金を帳消しにする究極の債務整理方法です。
もちろん、自己破産にはデメリットもありますので、「借金の返済に困ったら自己破産をすればいい・・・」という安易な考え方は危険です。
自己破産の最大のデメリットは、財産のほとんどを処分されることでしょう。
※破産者の日常生活に必要な家具や衣服、1ヶ月分の食料などの他、3ヶ月分の生活費として現金99万円までは残ります。
そのため、持ち家や不動産など、一定の財産がある人にとっては、自己破産は辛い債務整理方法であると言えます。
逆に財産が無い人にとっては、都合の良い債務整理方法であると言えます。
自己破産をするためには、免責不許可事由に該当しないことが条件になります。
例えば、借金の理由がギャンブルやショッピングなど、浪費のための借金である場合、免責は許可されません。
但し、最近では、元々の理由が浪費による借金であっても、最終的には、借金返済のために借金をするような状況に陥っている場合、免責が許可されるケースが多くあります。