
<破産>今治織物工業と関連会社の今治アール・シー、負債総額57億円2012年10月11日
東京商工リサーチと帝国データバンクが、10月10日、綿糸卸売りの協同組合「今治織物工業」(今治市常盤町4)と、関連会社でゴルフ練習場運営の「今治アール・シー」(同)が9月27日に松山地裁から破産手続き開始決定を受けたと報道した。
負債総額は今治織物工業が約44億8000万円、今治アール・シーが約12億3500万円で、合計約57億円の大型倒産。
今治織物工業は1951年1月設立の老舗の協同組合。
今治タオルの共同染色を目的に組合化されたもので、綿糸などの共同購入・卸売りなどを行っていた。
バブル期に関連会社を設立し、ゴルフ練習場やホテルの運営、不動産賃貸などを行って経営多角化を進め、88年3月期に売上高約30億4383万円を計上した。
その後、タオル産業衰退による組合員企業の倒産で売上高が減少。
もちろん、バブルが崩壊した後は、関連会社も鳴かず飛ばずの決算どころが、多額の負債を抱える羽目に。
ホテル運営の関連会社が昨年7月に民事再生法の適用を申請したことで多額の負債を抱え、今年1月の総会で解散を決議していた。
雑感
不動産が本業ではない企業が不動産業に手を出してしまったところに、バブル景気の崩壊の根深さを感じます。
周りの熱に侵されて、いけいけどんどんで投資をしたのでしょう。
不動産投資をしない人間はバカだと、経済学者も言っていた時代ですから、致し方ないのかもしれません。



