東京商工リサーチと帝国データバンクが、10月10日、綿糸卸売りの協同組合「今治織物工業」(今治市常盤町4)と、関連会社でゴルフ練習場運営の「今治アール・シー」(同)が9月27日に松山地裁から破産手続き開始決定を受けたと報道した。
負債総額は今治織物工業が約44億8000万円、今治アール・シーが約12億3500万円で、合計約57億円の大型倒産。
今治織物工業は1951年1月設立の老舗の協同組合。
今治タオルの共同染色を目的に組合化されたもので、綿糸などの共同購入・卸売りなどを行っていた。
バブル期に関連会社を設立し、ゴルフ練習場やホテルの運営、不動産賃貸などを行って経営多角化を進め、88年3月期に売上高約30億4383万円を計上した。
その後、タオル産業衰退による組合員企業の倒産で売上高が減少。
もちろん、バブルが崩壊した後は、関連会社も鳴かず飛ばずの決算どころが、多額の負債を抱える羽目に。
ホテル運営の関連会社が昨年7月に民事再生法の適用を申請したことで多額の負債を抱え、今年1月の総会で解散を決議していた。
